これまで手掛けた案件を、写真ではなく活用したCGでお伝えするブログ。
今回は増築について。
増築とは文字どおり建物を増やすことを言います。
ですが、建物を増やすためには建築基準法という法の下に、その方に従い建てることができます。
建築基準法は、一定期間ごとに更新をされ、その更新により耐震基準も変わってきます。
今ある建物にくっつけて、新しい建物を増やそうとすると、今残っている建物も今の基準の耐震基準に合わせた補強が必要になるため、離れとして増築して後でくっつけるという方法と取ることがあります。
施工前
施工後
このように、新しい建物は10㎡を超える場合、確認申請を通す必要がります。
申請を通し、建物が建ち終わってから、10㎡以下の建物を渡り廊下として更に増築をして既存建物とくっけることで、既存建物の耐震を気にせず建物を建てることができるのです。
既存建物の耐震補強は状態によってはかなりの費用が必要なため、このような手法をとるケースがあります。
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