今回の事例は普通の民家に、独立して個人で始めるサロンスペースを併設するためのリノベーションをご紹介します。
6畳和室とリビングをLDKとしつつ、サロンのスペースを作りたい。サロンスペースは玄関から入る同線ではなく、直接サロンに入れる動線を取りたいとの事。
まず、6畳和室の一部にキッチンを作り、リビングをダイニングへと変化させるリノベーション。パネル工法の場合、天壁床全体で建物を支えているため、壁や床を解体すると建物の強度が弱くなってしまうため、解体をせず進めていくという制限があります。
まずは6畳和室にキッチンを作りました。
施工前
和室となり手前がリビング、奥にダイニングキッチンとなっていました。
施工後
元リビングをリビングダイニングとして、元のキッチンは納戸としました。
施工前
元のリビング。奥が6畳和室+板の間が2畳
施工後
6畳和室の一部をキッチンとして家族とコミュニケーションがとりやすい間取りとしました。
施工後 夜の景色
サロン側
施工後
サロンスペースの玄関は増築をしています。
住宅の玄関と別にして、仕事スペースとプライベートスペースを完全に分けています。
増築玄関からのアプローチ部分は、板の間の窓の部分、フロートされており、開口を広げても建物に影響しません。
施工前
施工後
元の板の間からの景色。サロンの入り口になりました。
施工前
施工後
もう一方の元板の間からの景色。
住宅の一部をサロンにしたため、住宅空間は狭くなりましたが、やりたいことをやれる空間としてこれからは生活も仕事も充実した時間を過ごしていただきたいと思います。
コメントを残す